ヨーロッパ最古のコミックフェスティバル「ルッカ・コミックス・アンド・ゲームズ」において、文化庁メディア芸術祭主催のトークイベントと第16回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門の受賞作品を中心とした7作品を上映します。
ルッカ・コミックス・アンド・ゲームズ2013
http://www.luccacomicsandgames.com/it/2013/games/news/
会期:10月31日(木)〜 11月3日(日)
会場:Piazza S. Romano、ルッカ市内劇場ほか(イタリア・ルッカ市)
「ルッカ・コミックス・アンド・ゲームズ」は、1966年より、毎年10月末から11月初めにかけてイタリア・ピサ近郊の城壁都市ルッカで開催されるフェスティバルです。現在はコミックス、ジュニア、ミュージック、ゲーム、ジャパンパレス、ムービーの6つのテーマを設け、様々なイベントが開催されます。2012年には4日間で32万人を動員しています。(ウェブサイトより)
■トークイベント
「かっこいいゲームのつくりかた〜How do you create a Cool-game?」
出演:斎藤由多加(ゲームデザイナー/第13回〜第15回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門審査委員)
日時: 11月2日(土)13:00〜13:45
会場: ジャパンパレス・ミーティングルーム (S9 -Sala Japan Palace)
入場方法:フェスティバルパス
『シーマン〜禁断のペット〜』で第3回文化庁メディア芸術祭デジタルアート(インタラクティブ)部門優秀賞受賞し、第13回〜15回の文化庁メディア芸術祭では、エンターテインメント部門審査委員を務めた斎藤由多加氏。ゲームクリエーターとして独創的な作品を発表し続け、シミュレーションゲーム『The Tower』の海外版『SimTower』で国際的にも高く評価される斎藤氏によるトークイベントを開催します。 専用の家庭用ゲーム機などのコンシューマーゲームの制作で培われたノウハウは、スマートフォン向けゲームの世界でどこまで活きるのか?日本人ゲームクリエーターの事例とともにプレゼンテーションします。
【プロフィール】 http://www.yoot.com
1995年、高層ビルとエレベータ群管理をモデルにしたシミュレーションゲーム「SimTower」が世界的にヒット、codies賞(全米パブリッシャーズ協会)のThe Best StrategyGame of the year、MacLifeマガジン年間ベストゲーム、をはじめ世界で受賞多数。
1999年、SEGAより、Dreamcast向けに、音声認識をつかった「話す魚」を育成するゲーム、『シーマン〜禁断のペット〜』が、ドリームキャストタイトルで歴史上一番のヒット作(日本国内)、となり日本国内では社会現象となる。文化庁メディア芸術祭など多数受賞。
2003年、NINTENDOよりゲームキューブ向けに「Odama」を世界発売。
2012年、NintendoDS向けに、LEVEL5より空港荷物仕分けゲーム「AeroPorter」を発売。
2013年8月、3D地球儀をプラットフォームにした世界領土の変遷をシミュレーションするEarthbookをiPad向けに発売。また、発表後の任天堂の Wii のコントローラーに、有効な新インターフェイス案として、スピーカーを内蔵させることを提言したことも知られている。
■公式上映 第16回文化庁メディア芸術祭受賞作品―アニメーションプログラム―(60分)
第16回文化庁メディア芸術祭受賞作品の中から、アニメーション部門の短編アニメーション7作品を上映します。
日時: 11月2日(土)19:00~20:00
会場: Cinema Centrale
入場方法:フェスティバルパス