参加フェスティバル

2022年10月19日~23日
ドイツ

フランクフルト・ブックフェア(2022)

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フェスティバル概要

「文化庁令和4年度メディア芸術海外展開事業」は「フランクフルト・ブックフェア2022」にブース出展し、マンガ・ショーケース・プレゼンテーションや作品を紹介する展示を実施します。

会期:2022年10月19日(水)~23日(日)
ブースNo.:Hall 6.1_A98
公式サイト:https://www.buchmesse.de/en(英語)


海外でも人気の高い日本のマンガですが、比較的、注目されることの少ない女性マンガ家が描く多様なジャンルのマンガ作品をメディア芸術祭受賞作品・審査委員会推薦作品の中から選出し、6作品を紹介します。パネル展示に加えて、海外出版社向けのショーケース・プレゼンテーションを行います。

(1) マンガ・ショーケース・プレゼンテーション、およびネットワーキング・レセプション

日時 10月19日(水)15:30(プレゼンテーション+レセプション)
10月20日(木)15:00(プレゼンテーション+レセプション)
10月21日(金)11:00(プレゼンテーション+レセプション)
場所 ブース内(Hall 6.1_A98)

(2) パネル展示

企画テーマ 「日本の女性MANGA家の深くて多様な世界」
紹介作品
    1. 北村みなみ『グッバイ・ハロー・ワールド』(rn press)
      第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門 審査委員会推薦
    2. 靴下ぬぎ子『思えば遠くにオブスクラ』(秋田書店)
      第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門 審査委員会推薦
    3. 山本美希『かしこくて勇気ある子ども』(リイド社)
      第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門 優秀賞
    4. 安野モヨコ『鼻下長紳士回顧録』(祥伝社)
      第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門 優秀賞
    5. 雁 須磨子『あした死ぬには、』(太田出版)
      第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門 優秀賞
    6. 松田洋子『父のなくしもの』(KADOKAWA)
      第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門 審査委員会推薦作品

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出展報告

フランクフルト・ブックフェアは世界中の出版社やエージェントが集まる世界最大の書籍の見本市です。第74回フランクフルト・ブックフェア2022は10月19日から5日間にわたり開催され、メディア芸術海外展開事業では初出展となりました。文化庁メディア芸術祭で受賞したマンガ作品の中から「The Deep and Diverse World of Female Japanese Manga Artists」(日本の女性MANGA家の深くて多様な世界)をテーマに6作品を選出し、多くの海外出版社やエージェントに向けて、「マンガ・ショーケース・プレゼンテーション」を実施しました。また、ブースでは各作品のパネルなどを展示し、多くの来場者に作品を紹介しました。

<フランクフルト・ブックフェア2022実施概要>
・会期:10月19日‐20日(ビジネスのみ)、10月21日‐23日(パブリックデー)
・カントリー・オブ・オナー(名誉国):スペイン
・テーマ:Translate. Transfer. Transform.
・ビジネス関係来場者:約93,000人(2021年:36,000人)/100ヵ国
・一般来場者数:87,000人(2021年:37,500人)
・プレス:6,400人
・出展者:4,000社/95ヵ国
・オンライン登録者:104,000人
・エージェント・スカウトセンター:450デスク(約300エージェント)
・ワークステーション・スタンド:60スタンド

メディア芸術海外展開事業実施内容

・会場:ホール 6 ブース# A98(合同ジャパン・スタンド内)

(1)マンガ・ショーケース・プレゼンテーション&ネットワーキング・カクテル
ビジネスデー(Day1‐Day3)に開催し、多くの海外出版社やエージェントが来場。約30分にわたりスライドを使い、作品の魅力を紹介しました。プレゼンテーション後は来場者との懇親会を開き、意見交換を実施。日本マンガの海外出版に対する需要など、現場の生の声を聞くことができ大変有意義なイベントとなった。

(2)作品パネル展示
日本の出版社が集まるジャパン・スタンドの一角に、日本書籍翻訳・普及事業、Japan Book Bankと合同で当事業のブースを設け、マンガ・ショーケース・プレゼンテーションで紹介した6作品・6作家を紹介するパネルを展示。各国の出版社から一般の来場者まで多くの人が展示した実物のコミックを手にし、熱心に作品を見ている様子がうかがえた。


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