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JAPAN MEDIA ARTS FESTIVAL

メディア芸術海外展開事業日本のメディア芸術を世界へ

アヌシー国際アニメーションフェスティバル 2020

「アヌシー2020 オンライン」との連携

毎年フランス・アヌシー市にて開催される、アヌシー国際アニメーション映画祭/MIFA(併設見本市)はアニメーション映画祭として、世界最大級にして最高の権威を誇ります。しかし2020年度はコロナ感染拡大の影響により「アヌシー2020オンライン」としてオンライン開催(会期6月15日~30日)となりました。
オンライン上で公開前作品を含め200本の作品上映、32本のマスタークラスなどの公開イベント、40本のMIFA見本市内イベントなどが行われ、全世界の映像産業に携わるプロフェッショナルから一般映画ファンがオンラインを介して集まりました。
映画祭のオンライン化を受け、メディア芸術海外展開事業では映画祭の会期と連動して、アニメーション部門特設サイトを開設。また「アヌシー2020オンライン」内でスタンド出展を行い、映画祭/MIFA参加者に向けて今年度のキュレーションテーマの基に日本アニメーションを紹介しました。


企画キュレーションテーマ:ANIMATIONISM – All Creativity Welcomed –

「日本のアニメーション制作者たちに、制作のモチベーションを聞くと、多くの人が「面白いことがやりたい」と言う。
扱うテーマやモチーフであったり、ストリーテリング、作画や美術などのアニメーションの技術であったり、スタッフ構成や制作システム、そして音楽や出演者など、それぞれの局面において「面白い」を追求することが彼らのモットーであり、その結果、日本のアニメーションシーンは、“多種多様なユニークなものが一同にある状態”となっている。大人から幼児までのあらゆるターゲット層向け、少年、少女のヒーローから、ロボットやミクロの世界のキャラクターまで、伝統的文化からスポーツ、音楽をテーマとしたもの、そしてアートとしての表現から立体、最近はVRまで、日本ではありとあらゆる創造物が作られ、受容されている。しかもそれは毎年ダイナミックに変化し続けている。
あらゆる創造を良しとすることこそが、日本の今のアニメーションシーンにおける『ANIMATIONISM』であると考える。」

企画ディレクター:岡本美津子(プロデューサー/東京藝術大学副学長、同大学院映像研究科教授)

全文はこちら


企画内容


アニメーション部門特設サイト

「アヌシー2020オンライン」の会期に合わせてWEBサイトを海外オーディエンス向けに構築(言語は英語のみ)し、短編アニメーションのストリーミング配信、スタジオやクリエイターインタビュー記事の掲載、注目作家紹介など、オリジナル企画を通じて日本のアニメーションについて発信するサイトを開設。

アニメーション特設サイトはこちら *英語のみの記載となります。

サイトコンテンツ
2020年度キュレーションテーマの紹介 ※特設サイト(英語)
キュレーションプログラムの紹介
スタジオ特集

オリジナルな作品で高い評価を得ている4スタジオを取り上げた特集記事。

スペシャル・インタビュー

アニメーション部門の企画ディレクターの岡本美津子氏が日本のアニメ業界をリードするクリエイターにインタビュー。

Creator's Q&A動画

キュレーションプログラム“ANIMATIONISM – All Creativity Welcomed –”に収録された5作品の作家に作品などに関して詳しく語ってもらう動画インタビュー


上映(ストリーミング配信)

世界のオーディエンスに向けて2本のプログラムをストリーミング配信(各プログラム3回配信)

キュレーションプログラム“ANIMATIONISM - All Creativity Welcomed - ”

第23回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で受賞したアニメーションやその作者の作品の中から、5作品を収録した短編アニメーションプログラム。
詳細はこちら

配信日 2020年6月20日‐21日(合計3回)
プログラム “ANIMATIONISM - All Creativity Welcomed - ”

「あにめたまご」

日本のアニメーションの振興と向上を目的に、OJTを通して、業界の将来を担う優れたアニメーター等を育成するため、2010年より開始した文化庁委託事業「若手アニメーター等人材育成事業」の作品の中から、3作品を収録した短編アニメーションプログラム。
詳細はこちら

配信日 2020年6月27日‐28日(合計3回)
プログラム 「あにめたまご」

MIFAスタンド出展

MIFA(アヌシー国際アニメーション映画祭併設見本市)も映画祭同様オンラインでの開催となった。メディア芸術海外展開事業としてオンライン上のスタンド(事業紹介ブース)出展を行い、アヌシー映画祭参加者へアニメーション部門特設サイトやストリーミング配信イベントを紹介。




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